2023年度活動方針

はじめに

長期化するコロナ禍を受け、産業・社会・消費・働き方など、様々なものの変化が加速しました。 また、ロシアのウクライナ侵攻や急速な円安なども重なり、原材料・資材などの調達難 や調達価格の上昇、燃料代・電気代などのエネルギーコストの上昇が続いています。 そうした中、 会員企業それぞれが経営を維持すべく、あらゆる企業努力を継続してきたものと思います。
しかし、コロナ禍の影響は緩やかに持ち直しており、社会経済活動の正常化が進みつつある のも事実です。今こそ地域の経済・雇用を担っている中小企業が「変化を生み出す、新たに挑 戦する」という気概を持って経営にあたることが不可欠であり、企業を維持するための守勢か ら、企業を成長・発展させるための攻勢へと転じるタイミングではないでしょうか。
企業の成長・発展の原動力となるのは、経営者自身の覚悟や成長はもちろん、それを支える 「仲間(会員・社員・取引先など)」の存在を抜きにしては語れません。これまで以上に仲間 と共に切磋琢磨し、地域経済を牽引する中小企業へと前進していきましょう。

総務会一同

スローガン

仲間と共にステップアップ
〜企業の成長の歩みを止めない!〜

重点方針

  • 同友会活動に参加し、本音で語り合い、学び合う《参加しよう》
  • 会員の声に耳を傾け、課題解決に生かせる学びの場をつくる《例会の質を上げよう》
  • 会員同士が力を合わせ、頼れる群馬同友会をつくる《連携しよう》

部門別方針

《支部活動》

  • 県のスローガン・重点方針に基づき、同友会らしい学び合いを実践します。
  • 会員の声に耳を傾け、経営課題の解決に生かせる例会をつくります。
  • 委員会・部会とも連携をはかり、同友会活動への幅広い参加を促します。
【前橋支部】 『楽しく学ぼう!交流し助け合おう!』
【高崎支部】 『ワクワク楽しみながら、本気で“より良い会社、より良い経営者”になる!』
【伊勢崎支部】 『成長するために、あらゆる方法で学んでいこう』
【桐生支部】 『「仲間」を増やし、更に「魅力」のある桐生支部を「みんな」で作る!』
【太田支部】 『経営課題解決のために同友会を使い倒そう』
【沼田支部】 『経営者の責任を果たす』
【渋川吾妻支部】 『仲間と共に楽しく成長しよう~行動しよう、一歩前へ~』
【富岡安中支部】 『知り合い学び合える仲間の輪を広げ、地域と企業を元気にしよう!!』

《経営労働委員会》

  • 経営者の覚悟の醸成、時代の変化に対応できる企業づくりを目指し、経営指針の成文化と実践を支援します(=経営指針づくり)。
  • 経営者と社員が相互に信頼関係を持てる企業づくりを目指し、就業規則の作成と定期的な見直しを支援します(=働く環境づくり)。
  • 各委員会・部会との連携を深め、経営労働委員会の専門性を支部活動の学びへと繋げていきます。

《共育委員会》

  • 共育委員会の活動を全県に広め、会員企業から求められる委員会をつくります。
  • 同友会活動を通じて、経営者と社員が共に育ちあう土壌をつくり、共に学びあう活動に取り組みます。
  • 各支部・専門委員会・部会との連携を模索し、共育委員会の活動を通じて会員企業の課題解決に生かせる場をつくります。

《共同求人委員会》

  • 共同求人活動が会員の経営活動にとって不可欠なものとなるように運営の仕組みを作ります。
  • 教育機関・行政との社会連携を強化するために社会連携協議会の創設を目指します。
  • 経営労働・共育・障害者雇用委員会と連携し、同友会の学びがより充実する機会を提供します。

《障害者雇用委員会》

  • 障がい者雇用に関わる問題への知識と理解をひろめ、中小企業が戦力として雇用できることを証明し、採用実現に向けた一歩を後押しします。
  • 真の共生社会を創るために、働きたいと希望するひとたちに会員企業の情報発信や交流の機会を設けていきます。

《政策委員会》

  • 中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざすべく、中小企業をとりまく社会・経済・政治的な環境を改善するための学び場の設営をします。

《研究集会実行委員会》

  • 全県行事としての位置づけを再確認し、質と人数にこだわった研究集会を開催することで、共に学び合う同友会の良さをひろめ、新しい仲間づくりにつなげます。

《広報メディア戦略委員会》

  • 県・支部、部会・委員会から会内外への情報発信手順の標準化・最適化を目指し、脱アナログの推進(ITツールの研究及び活用)と、会員間交流の活性化に資する活動を通じて、同友会の会員増強に寄与いたします。

《青年部》

  • 10年後、群馬の中小企業のリーダーになれる人材を目指すために
  • 開かれた青年部 ~支部の枠を超えて交流を深め、強い会員間ネットワークを構築する~
  • きっちり学ぶ青年部 ~同友会を基本から学んで、その学びを多方面で活かしていく~

《鶴の花部会》

  • 女性の働き方について、様々な角度から課題解決のヒントを学び合います。
  • 女性経営者・社長夫人など、同じ境遇の会員同士が学び合うことで、より深い課題解決を目指します。

《理事会》

  • スローガン・重点方針を実現するため、各組織の具体的な活動につなげます。
  • 全国の取り組みや先進事例から学び、これからの群馬同友会づくりに活かします。

[総務会]

  • 理事会で共有すべきテーマの提起、理事の育成や共通理解の醸成につとめます。
  • 群馬同友会全体の課題をつかみ、各組織がいきいきと活動できる基盤をつくります。

[正副支部長会]

  • 各支部の活動や課題などの交流を通して、全8支部の活性化をめざします。
  • 仲間づくり運動の推進役として、入会目標の達成・退会防止の取り組みをすすめます。

《事務局》

  • 中同協行事へ主体的に参加し、その学びを事務局と群馬同友会の成長・発展につなげます。また、次代に向けた事務局の働く環境づくりをすすめます。